本当にその金額で手放して良いんですか?

土地やマンションなどの物件は意外と各社の見積もりが揃うものです。
マンションであれば、ほとんどの場合相場で取引されています。土地の場合も地域で相場が出来ています。
しかし、中古住宅は各社金額が大きく違います。得意、不得意もあるかもしれませんが、中古住宅に対しての各社の考え方が違うからです。当然、不動産会社が買い取る場合と、仲介で販売させて頂く場合とでは価格差がでます。不動産会社が買い取る場合においては、キッチンやバストイレなどの水回りや床、壁(クロス)不具合箇所などをリフォームして販売するので中古住宅の買取価格は仲介での価格より安くなりますが、販売後の瑕疵担保などは不動産会社が請け負う為、販売後の売主様のリスクは御座いません。また不動産会社が購入するためご近所様に知られることなく早期に手続きが完了できます。仲介の場合は 一から買主を探すため買取の場合よりも売却手続きが完了するまでには少し時間がかかりますが、近隣の価格相場の範囲内で売却できる可能性が御座います。室内の状態や設備、築年数の状態によりますが売却を急いでいない場合は仲介がお勧めです

エリアで変わる物件の価値

 家が古いからもう売れない?取り壊して土地だけで売った方が良いのか?修理を行ってからだとお金がかかる。などなど、売主様からの相談が御座います。中古住宅の場合では、古くても定期的にメンテナンスや補修を行っている物件は壊さなくても売れる場合が有ります。当然、雨漏りしている物件や白アリが出ている物件をそのまま売却するのは厳しいですが、古くても、多少の不具合あっても 場所や建物の種類、金額次第でまだまだ利用でき、売却できる可能性があります。
例えば、甲府市内で中古住宅の購入を検討しているお客様が気にされるのは「築年数や設備が新しいか?」などのそのまま住める家をお探しになられるお客様が多いです。甲府市内に住みたい方は子育て世代や、単身者の方々が多いので築年数が新しい綺麗な物件を好む傾向にあります。
築年数が大きな検討材料になるため、仮にほぼ同じ条件の物件が2つあり、それぞれの築年数が「5年」と「10年」で見た目の差がほとんど変わらなかったとしたら、築5年の物件を選びたいと思うのは消費者心理でしょう。 逆に物件を売却する側になったときも、築年数を考慮した上で販売価格の設定を行う必要があります。
韮崎市や南アルプス市で物件をお探しの方は、住宅は古くても農機具を収納できる小さくても倉庫が付属している物件を希望されたり、古民家で田舎暮らしをしたいお客様、駐車場は4台無ければ、などなど購入希望者様も様々ですし暮らし方もまた様々で多様化しております。
よって築年数が資産価値に及ぼす影響の大きさは、エリアや物件の種類、室内の状態などによって変化します。建物が古い場合と新しい場合では、新しい方が高額査定となる可能性が高いものの、古いからといってまったく価値がないとも限りません。物件も様々ですので、当社では物件一つ一つの個性を見極め、付加価値をつけて販売活動を行うよう努力しております。
 私たちは固定観念にとらわれず、大事な資産を手放される売り手様と、夢を抱いて物件を探されている買い手様を安全にそして笑顔でマッチングさせることを念頭に活動しております。
古いからと言って諦める必要はありません。是非当社へご連絡ください。

中古住宅
築23年のこちらの物件も当社で仲介させて頂き、無事購入者を見つけることが出来ました。

ホームインスペクションの義務化
(告知・紹介・斡旋)

中古住宅の売買時に、ホームインスペクション(建物状況調査)について不動産業者が買主や売主に対して説明することやホームインスペクション業者(住宅検査事業者)を紹介・斡旋できるか告知することが義務化されました。
消費者が安心して中古住宅を取得できるように、中古住宅の質の向上と、中古住宅の売買の活性化を図る事を目的として、取引の透明性を高めることや買主の不安を払拭することで、中古住宅の流通量(売買件数)を増やすことが改正の目的です。このような事から売主様には不動産業者として必ずホームインスペクション(建物状況調査)をご説明し業者をご紹介しております。また、メリットやデメリットも詳しく説明させて頂きますので、ご安心ください。